2016年7月28日 (木)

プロとして恥ずかしくない 新・CSSデザインの大原則

 全然プロじゃないんだけど…。

  HTML5、CSS3になってから、はっさくのおぼつかないカスタマイズに、多分一番活躍してくれている教則本。

  この手の本には2パターンがある。

①  全くの初心者向けに、真っ白な所に文字を入れる作業や、そもそもの仕組みを、サンプルを使いながら学んでいく系。

②  ある程度HTMLやCSSの知識があること(大まかなタグの意味がわかる程度)を前提に、アイディアや応用を提案している系。

  「プロとして恥ずかしくない 新・CSSデザインの大原則 」はどちらかと言えば後者。
  CSS3になってからの新ルールを元に、いろいろなデザインの作り方が載っていて勉強になる。グリッドデザインやレシポンシブルWebデザイン、ナビゲーションやウェブフォントなど。とりあえずカスタマイズのとっかかりは教えてもらえるので、
ありがたい。

  難し過ぎる事には向かないが、はっさくのような素人や、基本をおさらいしておこうと思う人には向いている1冊だと思う。

しかし、何故に表紙が犬なのかは、分からんのう。

プロとして恥ずかしくない 新・CSSデザインの大原則
プロとして恥ずかしくない 新・CSSデザインの大原則 大藤 幹 北川 貴清 きむら あつとし 境 祐司 高橋 としゆき 錦織 幸知 長谷川 広武 矢野 みち子

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2016年5月 7日 (土)

吉野朔実先生が!

 吉野朔実先生の訃報に驚いた。
はっさくにとっては「影響を受けた作家さん」筆頭の方だったので、残念でならない。

 我が家の本棚には「ぶ~け」の頃からの作品がズラリと並んでいる。

  あの頃の少女漫画は恋愛ドラマが主流(今も?) で、その中でもがく女性作家さんはかなりいたと思う。山下和美先生なんかも、そうではなかったかなぁと勝手に思っている。
(ぶ~けは比較的自由だったけど)
  吉野朔実先生のテーマも、その枠にとらわれない作品が多く、少女漫画=恋愛ものを求める読者には、少々取っ付きにくかったかもしれない。
  はっさくには、そこが良かったんだけども。

  「漫画は文章で説明するのではなく、絵で心情を読ませるもの」と、その昔聞いたことがある。つまり読者の側にも行間を読み取る能力が必要だった。その能力が低かったはっさくは、友達と「あの場面は」「あのラストは」などと盛り上がっていたのを思い出す。吉野朔実先生も、そういう作家さんの一人だ。

  そのせいか、今より認知度の低かった当時、大人たちに「漫画なんか」と言われるとカチンときていた。
  じゃあ、読めるのか?良さが理解出来るのか?と鼻先に突き付けてやるとしたら、おそらく「少年は荒野を走る」や「ジュリエットの卵」「いたいけな瞳」ではなかっただろうか。

  カラーページの美しさも、独特な空間バランスの取り方も、描き文字も、沢山勉強させて頂いた。

  さて、本棚からどれを引っ張り出してこようか~。

  吉野朔実先生のご冥福を、感謝と共にお祈り申し上げます。
 

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2016年3月22日 (火)

かくかくしかじか / 東村アキコ・著

かくかくしかじか 」東村アキコ著。
だいぶ前の作品だが、友人に貸したらえらく評判が良かったので、取り上げてみた。

 「あー、分かる分かる」と、そこかしこで頷いてしまう漫画家東村アキコ氏の自伝的漫画である。

 話は小学生の頃から自分は漫画家になるものだと思い込んでいた東村氏が、大学受験という現実にブチ当たる処から始まる。

 「自分は漫画家になる」と思い込んでいた(ここ大事)彼女は、美大に行って在学中に新人漫画家として華々しくデビューをし活躍するサクセスストーリーを妄想していた。それまで自分の画力がどれ程のものか図った事もなく、まさか、受験のために通い始めた絵画教室で、先生にデッサン力をダメだしされようとは思いもよらなかったらしい。

 それより前に偏差値すら足りてなかった。

 痛い……。かなり痛い。

 そうはいっても、みんなそんなもんじゃないだろうか?
はっさくだって3作目で某出版社の努力賞の欄に自分のペンネームがあった時は、やるじゃん私!と悦に入ったものだ。結果、彼女は思い込みを現実のものとしたのだから、大したものだと思うぞ、うん。

 もっともテストをダウジングで挑もうとする辺りが、東村氏らしいが。良かったね、マークシートで。

かくかくしかじか 」は、その時の絵画教室で出会った「先生」が東村氏の恩師となり、格闘技に近い二人のやり取りでこの物語が進んでいく。

 某TV番組で東村氏の作画風景を拝見した事があるが、この「先生」に叩き込まれた技術は凄かった。今日の東村氏があるのは、確かにこの恩師「先生」のおかげだと納得。もちろん本人の努力も並大抵ではないが。

 自分にはそんな「先生」居ないから、とガッカリすることはない。

 先生の熱意は「かくかくしかじか」で東村氏がしっかりと伝えてくれている。最後には感動まで待っているこの物語で、少しはおこぼれにあずかれる筈である。

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かくかくしかじか 1 東村 アキコ

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2016年3月10日 (木)

しをんのしおり 三浦しをん・著

「しをんのしおり」
いまさら、しかもこれだけを取り上げるのも変かな。

 書店をフラフラする時間ができたので、古本屋でお気楽な本を買いあさっては雑読している。

 最近の気分をものの見事に反映していて、社会派のドラマや、心に痛く響くズッシリした重いテーマはことごとく省き、途中で閉じても気にならないチョイスだなと、我ながらおつむの弱さを再確認。
 自己啓発っぽいのも読んでみたが、途中で宗教が入り込んできた辺りでイラッとして止めてしまった。ダメだ堪え性がない。

 そんなことは、まぁいい。
今、(というかずいぶん前から)はっさくがお気に入りなのは 三浦しをん氏のエッセイである。  なぜだろう。はっさくは小説家の方々の本業より、エッセイの方が好きである。

 林真理子氏、さくらももこ氏(漫画家だが)、そして三浦しをん氏。

 三浦しをん氏の有名どころは直木賞受賞の「まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫) 」だろうか、本屋大賞受賞の「舟を編む (光文社文庫) 」もあるな。

 「まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫) 」は、一部地域の人が読むと「これ○○市?」と舞台設定がわかる青春小説である。

 近い。東京の中でも非常に近い。
そのせいかもしれないが、彼女のエッセイは時々地元ネタがあるので、親近感が湧いてしまうのだ。

 正直、万人にお勧めできるかと問われれば、それは無理。
小説の方はともかく、エッセイはかなりオタク道を極めている内容なので、今までの人生でオタクな道のソバすら通ったことのない方には、何のことやらサッパリわからないかもしれない。

 それでも言葉の言い回しや、リズム感はさすがで、サクサク読ませる。
文章ってそこが結構大事だと思うので、はっさくの中では○である。
テーマはともかく……。

 ある方が解説の所で「三浦しをんは二人いるんじゃ……」と書かれていたが、まさにそんな感じ!
 あのさわやかな小説と、暴走族のバイク音のごとく吐き出される高速エッセイは、別人の物とし考えられない。

 読み進めると、時々「どこへ行こうとしているんだ?」という考えが頭をもたげてしまうが、否そんな事は考えてはいかん!どこへでもいいのだ。

 浸れ!オタク道まっしぐらのしをん節に浸るのだ!と、自分を律しながら読み進めるのが正しい読み方であろう。そんなわけあるか。

 そういえば、大のオダギ○ジョーファンのしをん氏。 「舟を編む (光文社文庫) 」で出演が決まった時には、さぞかし鼻血の大量出血を見たことだろうと想像するのも、また楽しい。

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2010年2月 1日 (月)

カーテン/アガサ・クリスティー著

 「カーテン 」は、クリスティーのファンなのに、これだけは読んでいなかったポアロ最後の事件。

 近頃読みたい本が無くて、渋々手をつける決心をした。

 クリスティーは本作を大分前に書き上げていて、ポアロ最後の作品とミス・マープル最後の作品は、死後発表されるようにしまってあったらしいが、結局亡くなる前に発表している。
 読者の反応をみたい衝動にかられたのかね…。

 最後の事件は、処女作「スタイルズ荘の怪事件 」と同じスタイルズ荘で、数年後に繰り広げられる。
 既に邸の持ち主も変わり、ポアロもお年を召して、ヘイスティングスには娘もいて、この作品に登場している。

 クリスティーの描く犯人像って、現代の映画やドラマで見かける事があるけど(ゼロ時間への犯人は、あぁ現実に居そうと思った)、本作の犯人も何処かの作品に居そうである。
 単なる怨恨や、保身の為ではない動機。
やっぱりクリスティーはいいなぁ!

 今なら、何処かで観たネタだよねーと思うだろうが、根っこはココかっ!とクリスティーびいきの私としては思いたい。
 なぜ最後の事件なのか?!だけでなく、動機や解決方法も今までとは違うので、愉しめる作品。

 ところで、昨年クリスティーの未発表短編作品が発見されたのを、ご存知だろうか?!
 私は最近友人に教えて貰うまで、全然知らなかった…。

 クリスティーが時々やるのだが、短編で作っておいて、練り直して長編で発表するというパターンがある。
 今回発見されたのも、このパターンの短編だとか。
これって、本人としては人目に晒したかったのかどうか、ちょっと疑問だけど…。でも、読みたい!

春頃、出版される予定らしいので、お楽しみ~!

カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
中村 能三

象は忘れない (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) ブラック・コーヒー (小説版) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Hallowe'en Party (Poirot) 鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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2009年2月22日 (日)

日暮らし(上・中・下)/ 宮部みゆき 著

 ここしばらく時代物にハマっていた私は、宮部みゆき氏の「あやし 」や「本所深川ふしぎ草紙 」「堪忍箱 」などを読みあさっていた。 

  ちまたに広く知れ渡っているのは「模倣犯」や「ブレイブストーリー」のように映画化された現代物なのだろうが、あまり手にした事はなく、“回向院の茂七”という岡っ引きのオッサンが出てくる時代小説を選択していた。 

  「日暮らし」は、そろそろ読み尽くしたかな~と思った頃に出た新刊である。 

  噺は町方役人の冴えない侍のオッサンと、絶世の美少年(くどい位に描写されている)である甥っ子(10才くらい)が、知り合いの植木職人に降り掛った殺人容疑を晴らし、事件を解決していく物語なのだが…。 

  が…である。 

  読んでみて判明したのだが、
日暮らし 」は「ぼんくら 」の続編であった! 

  植木職人と知り合った経緯もしかり、他の脇役も数人は前作の
ぼんくら 」に登場していた。 

  読み進めるうちに「○○とは、以前ある事件の時に出遭って…」などの、奥歯にものの挟まった表現が頻繁に出てくると、途中で読むのを止め「ぼんくら 」を買いに行こうか、という衝動にかられる。結局、完読したけど。

  前後はしたけど「ぼんくら」も読んでおくか、と書店に足を向けてみると、驚いた事に、これがなかなか置いてない!

  宮部氏の作品は、どの書店でも比較的平積みになっている事が多く、探し易いのだが。 

  しかも、これを読んでないと、新刊も面白さ半減というくらい大事な前作である。 

  最近では、“書店の店員さんが薦める…”などのランキング本や、帯が目につく程なのに、こんなにメジャーな作家の新刊で、伏線張りまくりの前作が無いなんて!  出版社もどうかしている。 

 とにかく、内容がどうだとか、犯人がその人じゃつまらないとか、そんな事よりも、売る側の商売下手が気になってしまった作品だった。 

  とにもかくにも、これから「日暮らし 」を読もうとしている方々、
まだ「ぼんくら 」に目を通して無いなら、こちらを先に購入するよう
おすすめしますよ。

 

日暮らし〈上〉 (講談社文庫)
日暮らし〈上〉 (講談社文庫) 宮部 みゆき

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日暮らし〈中〉 (講談社文庫) 日暮らし〈下〉 (講談社文庫) ぼんくら〈下〉 (講談社文庫) ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)

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2007年11月24日 (土)

しゃばけ / 畑中 恵・著

 第十三回(2001年)日本ファンタジーノベルズ大賞優秀賞を受賞した、畠中恵氏の「しゃばけ」。
 後に「ぬしさまへ」「ねこのばば」等へとシリーズ化されて、「しゃばけ」シリーズと呼ばれているらしい、という予備知識は全く持たずに、いつものように本屋で何気なく手に取った一冊だった。

何だろ“しゃばけ”って?

 背表紙を見ると、江戸時代の風情と難事件と、そして本書では「妖(あやかし)」という“人”ではない生き物たちが登場する、どうやら私好みの要素が満載のレシピらしいので、まずは第一作目の「しゃばけ」を読んでみる事に。

江戸の日本橋にある長崎屋という廻船問屋兼薬種問屋の大店(おおだな)の若だんな一太郎と、とりまきの妖怪たちが殺人や怪事件を解決していくお話、というのが大筋である。

 現代風にもう少し噛み砕くと、輸入業と製薬会社を営む長崎屋の御曹司である一太郎は、やっと授かった跡取りなのに病弱であった為、非常に大事に育てられている。
 病床で過ごす事の多い孫に、今は亡き祖母が二人のボディーガードを付ける。
 この二人、外身は人間だが中身は妖(あやかし)。
 一太郎には幼少の頃から「人」では無いものが見える能力があり、二人の正体も承知している。

 と、ここ迄来るとファンタジー小説には疎くても、漫画好きなら、「何処かで聞いたような設定だな」と気付くだろう。

 そう。この小説、まるで「百鬼夜行抄」(参照記事はこちら)を江戸時代に移したような設定である。

 うがった見方をすれば、祖母に孫の命を守るように妖が護衛するあたりは、百鬼夜行抄では、祖父に孫を守るように命令される妖魔の青嵐や、対をなす所は尾白と尾黒のよう。

 物にも魂が宿る辺りは「雨柳堂夢咄/波津彬子 著雨柳堂夢咄/波津彬子 著」のようでもある。

 著者の畠中恵氏は、漫画畑にも席を置いていた経歴の持ち主なので、上記の2作品は勿論ご存知の筈である。…多分。

 二作目の後書きで、藤田氏もやはり「百鬼夜行抄」を思い浮かべたと記述されているので、気が付いたのは私だけではないらしい。

 内容も“主人公の若だんなが、如何に家族や周囲の妖達に愛されているか”の表現に終始しているせいか、若だんなの個性が今一つ弱い気がする。
 逆に言えば、主人公にアクが無い分、周りのキャラクターが個性を発揮している、とも押し図れる。

 難事件の方も、ミステリー好きの私は「文章の何処かに、ヒントが隠れているかも」と、一言一句じっくり読んでいたのだが、そうでもないみたい…。

 しかし、なんだかんだ言いつつも、サクサク読める軽さと、江戸情緒に惹かれて、すでに三作目まで読んでしまった。

 一作目の「しゃばけ」は1つの(?)連続殺人事件を追っていく長編作品で、二作目からは短編集になっているせいか「しゃばけ」で舞台背景を知った上で読む、二作目以降の「ぬしさまへ」「ねこのばば」等の方が楽しめた気がする。

pickup

photo
しゃばけ
畠中 恵
新潮社 2001-12

ぬしさまへ (新潮文庫) ねこのばば (新潮文庫) おまけのこ うそうそ ねこのばば

by G-Tools , 2007/11/24

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2007年5月17日 (木)

本屋大賞 2007

  最近書店を訪れると良く目にする『本屋大賞 2007』。
 知る人ぞ知る、店員さんがオススメする本のランキング本である。

 読みたい本が漠然としている時に、店員さんの意見が訊ける、と同時にある程度の先入観も入ってしまうが、今、巷で読書家にウケている本を読んでおきたい人には指針になりそうだ。

  選ばれている作品は、必ずしも出版社の規模や、作家のネームバリューに左右されている作品ではなく、むしろ有名作家の「本は読まなくても、誰もが知っているでしょ」的な作品は避けられている気がする。

  自分が感動した作品を押す訳だから、皆さん熱のこもった文章で、絶賛の嵐。  酷評は1つも無い分、客観性は乏しいが、何となく読んでみようかな~、という気にさせられた。

  余談だが、書店で働き読書の機会に恵まれているからといって、文章が巧いわけでは無いのね、と改めて感じた。
  漫画を読むのが好きだからといって、漫画を描くのが巧いわけでは無いのと一緒である。
  かっこいいフレーズを思い付いたものの、比喩が間違っている文章が多々あって、最後がちゃんと落ちていなかったりする。
  まぁ、その辺は素人なんだから、ご愛嬌ってことで。

  ちなみに今年度のベストスリーはこちら↓

1位 『一瞬の風になれ/佐藤多佳子
2位 『夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
3位 『風が強く吹いている/三浦しをん


本屋大賞 2007 (2007)
本の雑誌編集部

本屋大賞 2007 (2007)
本屋大賞2006 本屋大賞〈2004〉 このミステリーがすごい!2007年版 このマンガがすごい! 2007・オンナ版 このマンガがすごい! 2007・オトコ版
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2006年12月 1日 (金)

クリスマスの贈り物に
水の癒し/江本勝・著

  去年クリスマス・プレゼントに!と紹介した『水は答えを知っている― その結晶にこめられたメッセージ』 (江本勝・著)記事はこちらからに新刊 『水の癒し』 が出ていた。

  前回の作品は、どちらかというと研究成果を一冊にまとめて発表したという意味合いが強い出来だったが、今回は文字通り “癒し”がテーマの、リラクゼーション本。

  長年にわたり「水」の研究をしてきた著者が、水を凍らせて、溶ける寸前の結晶を写真に収めた実験結果集とでも言ったらいいだろうか。

  それが以前に紹介した『水は答えを知っている― その結晶にこめられたメッセージ』 である。

  最初は、水に「紙に書いた言葉」を見せ(?)、結晶を写真に撮っていたが、段々内容が広がっていって。
 要するに、思いついたからやってみた、という感じ。
(発明の基本だよね)
 
 その内、数ヶ国語の「ありがとう」を見せたり、音楽を聴かせたり、どこどこの「名水」とこだわってみたり、レンジでチンもしている。
 
  当然よい結果だけではなく、「ばかやろう」「むかつく」「悪魔」「ヘビメタ」等の、結晶にすらならない実験結果も含まれていた。

 ただ綺麗ってだけではなく、人の体も70%が水で出来ている事を踏まえて見ると、やはり嫌な言葉や実験結果の画像は目に入れたくないのが心情だ。

 正直わたしも、親戚の子供にあげるのに、躊躇していた。
大人になら問題ないだろうけど、むしろ比較対象があったほうが、面白いし。
 でも小学生には、どうかな~と。

  今回の『水の癒し』 は、その辺の事を考慮してか、美しい結晶だけを抜粋しているので、 研究レポート色は薄く、 眺めていて心がホッとするもの達だけで構成されている。

  解説の文章も、前回ほど難しくないし、フォントも大きくなり読みやすい。
  小学生でもイケるのではないだろうか。

まだクリスマスのプレゼントを決めかねている人には、
ぜひおススメの本!
 江本勝氏による関連書籍が他にも出ているので、何冊かまとめてプレゼントするのもいいかもしれない。

 以下は著書による前書きから一部を抜粋。

 本書は(あ)の「愛・感謝」から始まって(わ)の「和」の結晶写真まで、五十音順に、 私がひとつずつ吟味した素敵な言葉を、水に見せてできたきれいな結晶写真と、あわせて編んだ構成になっています。

 わたしは、長い間、水に言葉をみせてできた水の結晶写真を撮ってきました。
 おかげ様で、『水は答えを知っている― その結晶にこめられたメッセージ』 は、世界中でベストセラーとなっています。
 今回の「水の結晶写真」は、すべてきれいなものばかりを集めています。 みなさんの心がきれいになるように形がゆがんだような写真は、ひとつも入れていません。

 水の癒し
江本 勝

水の癒し
自分が変わる水の奇跡 水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ 水が伝える愛のかたち―愛はこんなに美しい 釈迦の教えは「感謝」だった 楽しい人生を生きる宇宙法則
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2006年9月19日 (火)

超図解 無料で簡単!ブログ作成
&活用ガイド / エクスメディア

  『超図解無料で簡単!ブログ作成&活用ガイド』は説明画面が、ほぼココログフリーで紹介されているお役立ち本。

 こういうのがあれば、「みんなで解決!広場」で“教えてちゃん”(?っだっけ)にならずに済む。
 初版は2006年3月27日。
  ココログフリーへの登録から、記事や画像のアップロード・トラックバックやコメントのしかた・マイフォト&マイリストの活用、 といった基本の操作が一通り載っている。
  アクセス解析に関しては、ベーシック・プラス・プロで新機能が導入されているので参考にはならないが、ココログフリーでのアクセス解析の見方や外部ツールの使用方法が記載されている。

  その他にも、CSS編集画面の説明、アマゾンや楽天アフィリエイトへの登録・ランキングの参加方法・外部ツール等も紹介されているので、ベーシック・プラス・プロの人にも使えるのでは、と思う。

  タイトルバナーに写真を貼りつけたり、記事タイトルの先頭にアイコンを付けたりも紹介されているが、この辺は以前紹介した『ウェブログ・ デザイン』 の方が詳しくなってる。
 こちらの説明画面はベーシック・プラス・プロのものになっているが、するべき事の本質は一緒!

  この2冊の合わせワザで、ココログの大半が理解できるだろうと思う。

超図解 無料で簡単!
ブログ作成&活用ガイド

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エクスメディア


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ウェブログ・デザイン
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こもり まさあき


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 ◆こちらは私が一番最初に買ったブログの本、のココログフリー開設後に出た改訂版。説明画像はココログフリー、ベーシック・プラス・プロの使用。
 基本的な使い方のほかに、RSSリーダーやping送信、マイリストを使ったお役立ちツールの紹介などもアリ。
 「みんなで解決!広場」の回答でお馴染みの、facet-divers氏の 「折りたたみスクリプト」・KOROPPYの本棚さんや、 此処録ANNEX:ココログTIPSさんも紹介されている。

ココログでつくる
かんたんブログ&ホームページ

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ケイズプロダクション

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