WEBセーフカラーは気にすべき?
自分でテンプレートをカスタマイズしようとする際に、 216色のwebセーフカラーを選択すべきなのだろうか?
直球で言うと、216色?そんなもん気にせんで、いいらしいぞ~!
というのが私の結論である。
Webセーフカラーって、一体…?!
という人でも、記事を作成する画面のツールバーに 「A」 の文字がある事、カラーパレットから色を選べる事、なら知っているだろうと思う。
これがWebセーフカラーで、一応、どんなPC環境でも、同じ色が表示される、全216色。
という事になっているが… 。
つまり、この中から選べば、私のPCでもあなたのPCでも同じ色に見えるのよ~、のハズ! の色だ。
かねてから気になっていた事に…、他のモニターではどう映っているのだろうか?、という疑問があった。
よくパソコン雑誌の新機種比較の記事を見ると、 Windowsだけでもメーカーによって明るいとか、ちょっと暗いとかの多少の差がある上に、 MacintoshはWindowsより明るいときている。 (私はWindowsなので、 Macintoshは白っぽく色がとんじゃっているように感じるが… )
逆を返せば、 Macintoshでデザインしたもの(または画質調整した写真とか)を、 Windowsのモニターでみると暗い、ということになる。
詳しく話すと「ガンマ値」とか、 Macintoshでは標準装備だが、 WindowsではPhotshopなどのグラフィックソフトを用いて補正するとか、 一般ユーザーは補正をいていない人がほとんど、など難しい用語が出てくるので、はぶく。
そうかぁ、 WindowsとMacintoshでは、色が違うんだー、と覚えておけばよしとしよう。
◆ RGB値
まず、これから。 「効果的に伝えるWeb配色標準デザインガイド」 から抜粋。
コンピュータのディスプレイは光りの三原色と呼ばれる
R(赤)・G(緑)・B(青)の光りを混ぜ合わせ、その比率により色を決定していく事ができます。
初期のコンピュータは白と黒や8色程度の表示しか出来ませんでしたが、 現在では殆どのコンピュータがRGBのそれぞれを256段階で変更できるようになっています。
つまり、256の3乗、 16,777,216色を表示する事が可能です。それぞれ255が最も明るく、 0だと光りが点灯していない状態となります。
というわけで、合計16,777,216色の表示が可能。
でも、これ。あくまで“可能”。
ユーザーのPC環境によるからだそうだ。
人によって、 256色(8bit)・ 65,536色(16bit)・ 16,777,216色(24bit)とモニターのカラーモードが違うらしい。
ちなみに私のPCは、32bitになっている。
≪自分のは?≫
Windows XPでの操作しかわからないが、モニターの何も無いところで、 「右クリック」→ 「画面のプロパティ」のウインドウが現れる。
「設定」タブをクリック→ 「画面の色」の箇所で確認できる。 (他のOSでも、画面の設定や確認をする操作があるはず)
で、なぜ“可能” の域をでないのか?
どんなに沢山の色を駆使して、かっこよくデザインしても、 見る側の環境が「256色しかない」のであれば、代わりの色に置き換えられてしまう、からである。
特に、グラデーションを使ってあると、徐々にぼかした筈の箇所が、階段状に色分けされたりする。
◆ 16進数
CSS編集を出来る人ならみたことのある、# ○○○○○○ という色の指定をする英数字。
ココログだけどCSS編集を知らな~い、って人でも、 文字の色を変えたい時に、数色のカラーパレットが並ぶ右横に、得体の知れない英数字が並んでいるのを見たはず。
HTMLでの色の指定は、この16進数で表される。
0~255の色を00~FFの英数字で、赤を2桁・緑を2桁・ 青を2桁、の6桁で表示する。
ということで、この英数字を指定する事で、本文のフォントや枠線の色を決めるのである。
だから、あのカラーパレットに無い色でも、 この英数字を直接変えれば、好みの色に変えられる!
ココログを始める時、一番引っかかりやすいのがここかも知れない。
私などカラーパレットの中に選びたい色がなくて、自分の思い描くテンプレートに出来ないと、ずいぶん頭を悩ませていた。
今となっては笑い話。
色見本は、大概のHTMLやCSSの本に載っている。
以前紹介した 「HTMLタグ辞典」 や 「スタイルシートデザインレシピ
」 にも載っている。
#○○ ○○ ○○
↑ ↑ ↑
R G B
(赤) (緑) (青)
HTMLはこの6桁の数値で表記する事になっている。
だから、あの横並びのパレットに無い色でも、この数字を当てはめれば、好みの色は表示される。
これ以外にも色の名前で指定する事が出来る方法もある。
font-color:Blue; ← のように。
ブラウザによりけりなのでお勧めできないけど。
◆ Webセーフカラー
どのメーカーのモニターでも、 OSでもブラウザでも、「赤」なら同じ「赤」が表示されるはずの、この216色。
8bitのカラーモードが256色なのは、 このセーフカラー216色+OSのシステムカラー40色。
だが、 16bitのカラーモードでは、違うらしい。
つまり、8bit以外のカラーモードでの閲覧者には、 こちらが意図した色では伝わらない可能性があるという事。
問題は、じゃあ8bitのカラーモードで閲覧している人がどれだけいるのか? である。
各々、自分のブログのアクセス解析で確認できるが、私の場合は、ほぼ居ない…。
見てない人に合わせていたなんてっ…、なんて事!
そしてもっと“なんて事!” なのは、この216色すら、実は正確ではないという点!
改善はされてきているらしいが、「絶対」と断言は出来ないようだ。
ここまでくると、RGB値とか、 16進数とかが理解できていなくても、 「WEBセーフカラーって、どこがセーフ?」という気になってこないだろうか!?
という訳で、私個人としてはWEBセーフカラーは、
*) WindowsとMacintoshでは色が違う事。
*)一般にはカラー補正を知らない人が殆ど。
*)32bit・24bitのカラーモードで作った画像は、それ以下の低bitのモニターでは他の色に変換されてしまう。
*)よって、ユーザー側のモニター環境によって、違ってしまう可能性。
これはオーバーかもしれないが↓↓
色が違うとはこういう事。
この辺の事を頭の隅に入れておいて、
知った上で色の選択をする事にした。
もし、他のモニターで見た時自分のPCと違って見えても、
違ってしまう色を分かった上で選択するなら、自己責任ってことであきらめもつく。
このブログの画像も、「補正されてないカラー」で確認しているので、 Windowsの補正したカラーの人には、私より多少赤みがかった画像となっているかもしれないし、 Macintoshの人は、 Windowsの人以上にピンクっぽいかもしれない。
(注) 色が違うといっても、赤が青に変わってしまうわけではないから、ご心配なく。
「色が違う」というのは、例えば 「黄色よりのオレンジ色にしようとしたら、かなり濃いオレンジになってしまった」というような違いの事。
ただし、WEBデザインの仕事をする場合は、クライアントの環境など、配慮する必要がでてくるだろうが。
効果的に伝えるWeb配色標準デザインガイド
― ユーザビリティ/アクセシビリティ/マーケティングを考慮した
サイトの色彩設計からの配色の実際まで
坂本 邦夫
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コメント
こんにちは。お久しぶりです♪
面白いテーマの記事ですね。
私もカスタマイズするときに「セーフカラー」というのはあまり気にしてません。
(カラーに限らず)デザインというのは私の場合「自己満足」の部分が大きいです。
極端な話、「私の見ている環境でOKならいいや」って思ってるところあります(笑)
実際に見ている人の環境を指定するわけにもいかないし、もしかしたらブラウザのCSSをオフにしている可能性だってあるわけじゃないですか。
だとしたら、そこまで気にすることも(逆に)ないのかなあ、って気がします。
と言っても、「だから知らなくていい」とは思ってませんし、出来るだけ他の環境でも考えたとおりに見えて欲しいと思って調整はしています。
ただ、それにも限界がありますから、自分の手の届かない部分まで過剰に気にすることはないってことです。
その分テキストの読みやすさには拘っているつもり。
背景と文字色の組み合わせとか、リンク色なんかは環境による誤差があったとしてもハッキリ判るような色を選んでいる(つもり)し、あとは行間とか文字の大きさもなるべく読みやすく、かつキレイに見えるように注意してます。
テキストが読みにくいブログってけっこう多いんですよね。
私はセーフカラーが何色でみたいな細かい指定よりも「背景色と文字色のコントラストが低くて何が書いてあるのか見えない」ことや、「ブラウザで文字の設定を最大にしてもまだ米粒」みたいな大きさで書くことのほうが問題だと思います。
(まあ、そういうときこそ「CSSをオフ」にすればいいのでしょうが(笑))
ちなみに、「色の違い」を説明するのに参考として貼り付けてある画像ですが、私のPCの場合一番違うのは「枠線の色」です。
左側(補正なし)は薄いブルー、右側(補正有り)は薄いピンクに見えます。
(もしかして、もともとそういう色ですか?)
長文コメント失礼しました^^;
投稿: tako | 2007年2月18日 (日) 10時58分
◆ takoさん
いや~、ご無沙汰してしまいました!m(__)m
>私もカスタマイズするときに「セーフカラー」というのはあまり気にしてません。
そうですよね、前から気になっていたんですよ、皆さんどうしているのかと…。
(職業がら拘ってしまいがちなんでしょうね、きっと)
紙媒体と違うのはユーザー側の環境が違う事ですよね。
私も「知っているけど、あえて無視」のスタンスでいく事に決めました。 あぁ、スッキリした!
>テキストが読みにくいブログってけっこう多いんですよね。
私はセーフカラーが何色でみたいな細かい指定よりも「背景色と文字色のコントラストが低くて何が書いてあるのか見えない」ことや、「ブラウザで文字の設定を最大にしてもまだ米粒」みたいな大きさで書くことのほうが問題だと思います。
あります、あります!
個人的には背景を黒にされるのは苦手です。
その上、フォントが小さいと、もう…!
たぶん、かっこいいという理由で選ばれるんでしょうが、目が疲れてしまって困ります。
内容が頭に入ってこなかったりしますし。
実は「黒」って難しい色だと思うんですけどね。
ファッションでも黒ばかり着る人は、実はお洒落じゃないと良く耳にしますが、黒は誰にでも合う色だからだそうですね。
(冠婚葬祭や制服が黒なのもそのせい)
黒を選ぶのは無難にまとめる保守的な人、といえるそうです。
スタイリッシュなつもりが、コンサバとは…。
そういえば、本文の文字色をもう少し濃くしようかな~、と思っても(思ってるだけか?!)いるんです。
まじめに考えよう。
>ちなみに、「色の違い」を説明するのに参考として貼り付けてある画像ですが、私のPCの場合一番違うのは「枠線の色」です。
左側(補正なし)は薄いブルー、右側(補正有り)は薄いピンクに見えます。
ふふふ、やはり微妙に違うんですね。私のPCでは
「補正なし」→薄いグレー
「補正あり」→薄いベージュ、です。
投稿: はっさく | 2007年2月19日 (月) 00時59分